LIGHTHOUSE FOR INNOVATORS & ENTREPRENEURS

Bizjapan x Belina Raffy 〜即興でチームワーク力向上!〜

2014/07/31 | By IMPACT Japan
Bizjapan
来日中Innovators in Residence プログラム※の一環としてIMPACT Japanの施設へ宿泊していたBelina Raffyさんが、学生団体Bizjapanメンバーの大学生のために特別ワークショップを実施してくれました。Belinaさんは「即興」のメソッドを通じて社会の中で大切なことを学ぶ活動として、現在、Using Improv to Save the Worldという世界各国を巡るツアーを行っています。今回の来日は学生たちにとって、彼女の活動を実際に体験できるまたとない機会となりました。ここでは、参加した学生の中村彰男さん、瓜生和也さん、銭本隼空さん、山口晴香さんによるレポートからワークショップの内容をご紹介します。

ベリーナさんの特別ワークショップは2014年7月8日にIntilaq Tokyo Centerで行なわれました。ワークショップといっても、内容はルールに合わせて実際に行動するアクティビティが中心で、参加者全員がペアに分かれて2つのアクティビティを体験するというものです。

Bizjapan

1つめは、パートナーと交互に1、2、3と数字を数えていくというアクティビティ。最初は数字を声に出していくだけですが、慣れたら次は、「1」と数える代わりに手を叩く、「2」では指を鳴らす、「3」では腰を振るというように、どんどんルールを変えて、アクションを増やしていきます。

ポイントはどちらかが間違ったら「ばんざーい」と一緒に叫んで手を上げるアクションをすること。会社組織などでは、責任を個人に押しつけようとする傾向がよくありますが、個人のミスを全体で共有し、フォローすれば、失敗することへの恐怖から全員が解放され、明るい雰囲気を作り出せるようになります。自分自身も失敗した時に心の中で「ばんざーい」などのアクションをきっかけに、自分を落ち着かせられるようになれば、状況をポジティブにとらえられ、失敗をどう修復するかに集中できるようになるということです。

2つめは、パートナーと一緒に会話を作り上げていくアクティビティです。ルールは、提案に対して相手は、「あなたの提案の好きな点は・・・です」と、いいところを見つけ出して伝えいくということ。それに対して相手は「それに加えて・・・をすることもできますね」と提案を付け加えていくということを交互に繰り返します。

ポイントは、相手の話を聞いて共感できる点を伝え、さらに次の提案を積み上げていく会話を意識することです。グループワークでの議論はつい相手の意見を否定してしまうことがあるので、普段から相手の意見を受け入れて優れた点を見出すようになれば、グループワークをより良い方向に進めることができるようになります。

私たちBizjapanの学生は、活動を通じて世界中の様々な方々と共にプロジェクトを作り上げていく機会に恵まれています。初めて会った方々と良い関係を築いていくために、今回ベリーナさんから教えていただいたアクティビティを大いに活かし、毎日の生活やグループワークにも活かしたいと考えています。

最初のゲームでは「ばんざーい」の効果がとても印象的でした。いい意味で緊張感がほぐれ、アクションをした後は、一度も間違えずにルールをクリアできる効果がありました。また、このゲームでは相手の話すスピードや仕草に対してより敏感になり、FacebookやLINE、Twitterなどのソーシャルメディアでは感じることのできない人とのコミュニケーションの温もりも感じることができました。

次のゲームも、相手の意見を最後まで肯定し続けるというのは、私たちにとってはとても画期的なことでありました。批判できないことは、大きなリスクを伴うのではないかと思っていましたが、ベリーナさんから、疑問に思っても相手を認めることが自分の予想の範疇を越えた良い結果を生むことにつながるということを学びました。この経験は、ミーティングやブレインストーミング、相手の相談に乗るといった場面で活かしていけたらと思います。

最後に、お忙しい中、大変興味深いワークショップを開催していただいたベリーナさんに心から感謝します。また日本に来られる時にはお声掛けいただき、自分たちの成長した姿を見てもらいたいと考えています。

−−− Bizjapanのみなさん、レポートありがとうございました。

※Innovators in Residence:
国内外のイノベーター・起業家・クリエイターなどを定期的にIMPACT Japanに招待し、日本でイノベーションを起こそうとしている人たちに経験やノウハウなどを提供してもらうのをはじめ、関連プログラムにも参画してもらうことを目的としたプログラム

Belina Bizjapan_logo

About Belina

Belina Raffy is the Empress of www.maffick.com, and works closely with social entrepreneurs, blue chip executives and other people around the world, guiding them to be more adaptive, resilient, innovative, delightful and resourceful humans. She lectures at top business schools worldwide and is writing a book called Using Improv to Save the World. She holds an MBA from Cranfield University in England and has studied with some of the most renowned improvisers in the world, including Keith Johnstone (a course in London), and Shawn Kinley and Dennis Cahill (at the Loose Moose Theatre International Improvisation Summer School). Belina is on the Board of Directors of the Applied Improvisation Network and has Chaired two of their world conferences.

About Bizjapan

Bizjapanは「日本のポテンシャルをもっと世界に伝えたい」という創設者の思いをもとに2011年に設立された学生団体。日本の「のびしろ」を世界へ発信する、日本をさらに面白くするため国内にアントレプレナーシップを育てるという、2つの理念に基づき様々な企画を実行中。

Website: http://bizjapan.org/

Featured Projects